19/7/6S@LK 愛すべきハイエナズ

やーっとハイエナについて語る時が来ました。ハイエナトリオと言えば、シェンジ、エド、バンザイ。

そうそう、エドが川野翔さんになってから鑑賞するのは初めて。川野さん、あうあう言ってるのが面白すぎて終始笑ってたなぁ😂

エドって原作でも喋らんし、四季版でも吠えるだけで具体的な意思表示はしないのでおバカキャラと思われがちですが彼は天才的頭脳の持ち主だと思うんですよね。馬鹿と天才は紙一重というでしょう？そこに関してはエドは頭より先に即行動、肌で感じちゃうタイプ。そして、最も残虐的思考。

四季でのエドの動線を追うと分かるようにエドが誰よりも舞台上を駆け回っています。象の墓場ではヤンシンがシェンジとバンザイに言葉巧みに追い詰められる中エドはいち早く逃げ先を察知して上手から下手まで一気に走り抜け階段を駆け上がりシンバの逃げ道を塞ぎます。この時のエドはめちゃくちゃかっこいい✨😎

2幕でシンバがプライドランドに戻ってくる場面で、ロックの頂上で寝そべるエドが一番に反応してるのも良い。ただ一番頂上にいるからでしょと言われたらそれまでですが😂その後スカーがロックに登りサラビを呼び出す際にエドだけぶっ叩かれずに見逃されるのも個人的にミソ。ただ通行の邪魔じゃなかっただけでしょと言われたらそれまでですが😭

でもね、エドって案外冴え渡っているキャラなんですよ。エド役の誰だったかのインタビューで『シェンジもバンザイも結局のところ毎回「エドは？」って最後にお伺いを立ててるんです』と言うのを見た記憶があって。
ね？そう言うことなんですよ。エドってやつは。

それでいて、エドが3匹の中では温厚そうに見えて一番残虐的思考の持ち主。熊剣さん見ててそう思ったんですが、最後にスカーがシンバに媚を売りハイエナズを裏切る場面で、シェンジとバンザイがムシャムシャしてる中、熊剣エドはこれでもかという勢いで頭を振りかぶり何度も何度も弱ったスカーに容赦なく噛み付きます。川野エドはそうでもなかったけど。これは、裏を返せば『裏切りは絶対に許さないマン＝非常に強い仲間思いの表れ』。

そもそもライオンキングに登場するハイエナはブチハイエナという種類で、動物図鑑（笑）によるとブチハイエナは女社会で群を成しているそう。それならシェンジがリーダーという設定にも納得がいきます。ザズが「薄汚く、卑劣で、低脳」と罵る場面がありますが、あれはあくまでアニメの中。実際はライオンが群を成すようになった理由の1つとしてハイエナの存在があったそうです。（サーベルタイガーの存在も大きいとも昔聞いたことがあるけど）
そして、ハイエナは群れでの仲間意識がとてつもなく強いという。だからこそ、仲間として見ていたスカーが自分たちを裏切ったという事実を許すことができず最後の行動に出たのでしょう。

そこで疑問なのが、シェンジ達はスカーの事をどの立場で見ていたのか？という点です。
『なんだ、スカーの旦那か』という台詞がありますが、この台詞だと【スカーの旦那＝ライオン＝動物学的には仲間ではない＝けど、安心できる立場】となってしまいます。また、『スカーの旦那、メシはまだかよ』という台詞から見ても【スカー＝メシを提供してくれる＝自分たちの仲間＝対等に意見を言える立場】となりますが、それは必ずしも《ハイエナとして》ではなく、王であるムファサに恨みや敵意を持っているという《同じ境遇として》仲間認識していたのか？そういう意味でスカーを仲間と認識していたと解釈していいなら、最後の3匹の行動にも納得がいきます。

アニメのライオンキングを見ていても疑問だったのが、最後ハイエナ達そこまで襲う必要ある？という事。スカーにしてみれば嘘もクソもありませんよね？だってこれまで嘘付きまくって生きてきたんですから。最後はシンバが王となりましたがハイエナ達にとってスカーにトドメを刺すまでの必要はあったのだろうか？
そりゃあ、その後のハイエナの事を考えると、最悪王国を追放されるまでの事は想像できます。でも命の危機かと言われるとそこまでのリスクもありません。
という事を念頭に置くと、最後の3匹の行動は《スカーを同じ考えを持った別生態として仲間認識をしていた》と考えるのが妥当なんでしょう。

あぁ、これだからハイエナズはどこまでも侮れないし、愛おしいキャラクターに仕上がっているんだろうな😊
あれ？ハイエナというかエドについて語ってんなぁ

そしてそして、ハイエナダンスで一番好きだった奥村響さんが福岡キャストから消え去っていました😭
ハイエナダンスとトリックスターで気になり始め、ワンバイワンでめっちゃいい笑顔している事に気がつき、気がつけば奥村キリンにハマっていました🦒
なので残念で仕方がありません🤮

次に奥村さんのダンスを観れるのはいつになるのだろうか…