隣のワカメは青く見える

九州を拠点に生きている現役3年目大卒看護師。最近の悩みは観劇と旅行に費やすお金をいかに捻出するか。そんな日々です。

第108回看護師国家試験 2019/2/17 お疲れ様でしたの会

今日、国家試験を受けられた日本全国の看護学生の皆さん、まずはお疲れ様でした!!!私もこの日が来ると何故か毎年朝からそわそわしてしまう癖があります(去年もそうでした…)
『看護師国家試験』というワードは今聞いても震え上がるほど恐怖に満ち溢れた響きをしていますw何を言おう2年前の106回の試験を受けたばかりなので、つい先日の事のように思えるのです😭

看護師と言えば、今の日本では数が溢れるくらいいるんですよ。あ、有資格者の話しです。そして毎年行われる国家試験の合格率は約9割。そう、90%は受かる試験。いや、90%を受かるように調整している試験…。
こう聞くとあまり馴染みのない人からすると、『簡単じゃん😛余裕じゃん😎』なんて思う人もいるかもしれません。が、しかし。当日の会場の雰囲気、ポテンシャル、緊張感、必修問題落としたら終わりという恐怖感、何よりも今まで過ごしてきた学生時代の全てが1日にかかっているというプレッシャー。もっと言うと医療系の学校は授業料も馬鹿になりませんし、鬼のような看護師のいる地獄の実習も、実技試験も乗り越えてきました。その全てをたった1人で小さな背中に背負っているのです。

それを踏まえて、今回受験された学生の皆さん。お疲れ様でした。
今日は解答速報が各社からネットに出回り心躍らせる人や必至に計算する人、もしかしたら落ち込んでしまう人もいるかもしれません。でもね!解答速報が全てではないし、ネットの情報や周りの反応に惑わされないで欲しい。今日やる事はSNSや友達の発言に一喜一憂する事でも、落ち込む事でもありません。先ずは今まで頑張ってきた自分を褒めてあげて。労ってあげて。今まで我慢していた事を思う存分にやって下さい。それが心と体の休息だから。
そんな私は2年前、受験後に仲の良かった友達と帰りの電車で答え合わせをし、天神の地下でオムライスを食べながら答え合わせをし、家に帰ってからも不安で不安で、ひたすらネットに掲載されるテコムやら東アカやらさわ研やらキャリタスやらの速報で答え合わせをし、次の日半分寝不足で学校の採点会に行った記憶がありますw速報はあくまで速報。後々不適切も出るし、会社によって解答変わるし、全くと言っていいほど当てになりませんでした😥

国家試験はあくまでゴールではなく途中通過地点だとよく言う人がいます。
確かにこれから先のながーーーい人生の中で考えて見るとそうかもしれません。でもね、国家試験は学生と社会人を分ける節目、座学や実習で学んだ知識を発揮する1つのゴールだと思うのです。それを基盤とし、新たに現場で患者さんや他職種と触れ合い身につける知識や技術で益々豊かな医療従事者に育っていくと思うのです🌱

春から元気に出勤してくる新たな仲間を、職場で心から楽しみに待っています😊