隣のワカメは青く見える

九州を拠点に生きている現役3年目大卒看護師。最近の悩みは観劇と旅行に費やすお金をいかに捻出するか。そんな日々です。

1つの時代の節目:2020年を持って嵐活動休止について

2019年1月27日、ジャニーズグループ『嵐』が2020年12月31日を持って活動を休止する事を発表しました。私の青春であり人生の一部でもあった嵐からのこの発表はまさに青天の霹靂とでも言うのでしょうか、まだ頭の中での理解が追いついていないのが現状です。夜勤だった事がせめてもの救いでしょうか?休みの日だったならばどうにかなっちゃいそうなので。

小学生の頃嵐の曲を授業の創作ダンスで踊ってから嵐というグループに興味を持ち始め中学生の頃にはファンクラブに入り、Aの嵐Dの嵐ピカンチ、ダブルといったDVD、ライブDVD、CDも買い漁り人知れず『ファン』という道へまっしぐらに突き進んで行きました。時を同じくして明星やポポロ等の雑誌を懸命に切り抜きスクラップ帳を何冊も作り青春真っ只中を嵐とともに歩んできたと言っても過言ではないくらい本当に身近な存在でした。
東日本大震災の時も停電の中初めてテレビがついた日に嵐の5人が映った際、安堵と共に自然と涙が溢れいました。これに関しては自分でも驚きなのですが。『そんな事くらいで?そんな命が危ない時に嵐(他アイドル含む)とか見るなんて不謹慎、よっぽど暇なのか』等様々な意見もありましたが、余震も続き暗く寒く不安で堪らない非日常の中、私の中では日常であった彼らを観た事がどれだけ心の拠り所になったか計り知れません。
嵐と聞けば思い出される曲も幾つもあり、それぞれに思い出があり、支えであったり喜びであったり沢山の感情を年齢毎に貰ってきました。ただ、stillは本当にパッと頭によぎりました。ひみつの嵐ちゃんの最終回エンディングも同時に思い出される曲なので余計に心がキューっと痛くなる感情に押しつぶされそうですが、今回嵐が5人で出した答えが結果であるなら勿論それを尊重すべきですし笑顔でまた戻ってくる日まで待っている事が私達に出来るせめてもの事だと思います。
発表から休止まで約2年間という期間を設けてくれた事、心の整理はまだつかないけれどその思いやり、気遣いが胸に刺さるほど優しいし、彼らこそ想像以上に話し合い、悩んだはずなんです。
『解散』ではなく『休止』という言葉を選んだ事。それを信じてただただ2020年12月まで笑顔で、そしてそれからも笑顔で。嵐が嵐らしくあるために十分にお休みをとって、そしてまた『嵐に戻りたいなぁ』なんて思える日がもしもきたなら全力でお迎えします。

夜勤中泣きそうで観れなかった嵐からの告知動画をやっと心の準備をしてみようと思います。彼ら1人1人が綴った言葉が胸に染みて痛いほどです。大野くんの『申し訳ない』という言葉。自分の人生であって、やりたい事をやる人生。申し訳ないなんて事思わなくたっていいのにその思いを伝えてくれる事。大野くんも十分に悩んで考えた答えです。これまで私を含め沢山の笑顔を届けてくれた事に感謝です。幼い頃から多くの人に見られるという感覚。中には様々な考え方の人がいて私達が普通に生活している何十倍も良い意味でも悪い意味でもストレスがかかり嬉しい事も辛い事も縛られる事も沢山なはずです。1つの節目としても、もうそろそろ自由な生活をしたいという自己がある事もまた正常な事ですし、そう言う意見をはっきりと伝える事が出来る仲間に囲まれているのだろうなと思います。
櫻井くんに関しては『嵐が嵐のまま走り抜きたい。嵐を宝箱に閉じ込めたい。』という言葉の意味。閉じ込めてしまうのではもう出てこないのではないか…と余りにも悲しい想像をしてしまいましたが、今の嵐として、1つの区切りとして嵐としてのかけがえのない時間を忘れたくない。という意味にも捉えてしまいます。翔くんに関しては初めの頃から追いかけ続け早十数年になります。つまりは推しという事になるのですが、会見の時の表情やコメントから一生懸命考え抜いたであろう事は目に見えて伝わってきました。
彼らのコメント全てに関して思う事は沢山あるしこれまでの感謝は伝えきれない程胸に溜まっているのですが、まだ上手くまとめられないのと、それを表現できる技量に欠けているのとでモヤモヤしています。彼らがまた『5人』で『嵐』として生きたい、戻ってきたい。と思える日が来る事を楽しみに待ちながら残りの約2年間精一杯嵐の1ファンとして応援していきたいと思った次第であります。

百人百色、嵐を思う人がいるだけ沢山の思いや考えがあると思います。みなさんの暖かい思いがどうか彼らに伝わりますように。そして5人が悔いのないように楽しく『嵐として』駆け抜けれる事を切に願います。