隣のワカメは青く見える

九州を拠点に生きている現役3年目大卒看護師。最近の悩みは観劇と旅行に費やすお金をいかに捻出するか。そんな日々です。

19/1/5S@SIL 前楽 号泣の嵐

恋におちたシェイクスピア、記念すべき1月6日に福岡千秋楽を迎えると共にグランドフィナーレを迎えた本作品ですが、1月5日SILの見納めにお母さんと2人で行ってまいりました❤️

SILはシェイクスピアの人生の一部を抜き取り架空の人物を加えつつ、かの有名な『ロミオとジュリエット』が出来上がるまでを描いた劇団四季12年ぶりの新作ストレートプレイでした📜歌劇に関してはシェイクスピア作品のものは意外と読んでおり本作品上演にあたっては本当に楽しみで仕方なかった作品でした。いざ幕が上がるとそこはイングランド、彼らの想いや熱や怒りや悲しみ、楽しさが息づき渦巻いた空間そのもので、彼らの口から紡ぎ出される言葉の美しさに終始胸打たれ感動しっぱなしでした。ところどころにシェイクスピアネタを挟んでくれるのが、かじっている程度ですがファンとしてはとても興奮するのです🤤飯村ウェセックスがウィルを消しに来る際に彼の勢いが凄すぎて(きっとねw)後ろのセットの扉が少し開いてしまったり、ロミジュリ上演時ウィルが2階から吊るし梯子で降りるのに梯子を出すシーンで下の方が絡まってしまうアクシデントもありましたが無事終えられて良かったです😊

もう前回、前後編まで作って残したいこともそこに書き尽くしたのですが鈴木さんウォーバッシュの、舞台を去るヴァイオラにかける言葉と口上のシーン、上川さんウィリアムシェイクスピア十二夜へ繋がる最後のシーンで、幻想の田邊さんことマーロウと会話をし彼が去った後に泣きながらも笑顔で筆が止まらない程に物語を書き綴る彼の顔が本当に忘れられません😭
四季版SILにおけるシェイクスピアのマーロウに対する格別なる想い、尊敬の念が痛いほど客席まで伝わってきて胸が張り裂けそうに😢

十二夜へ続いていく物語の組み立ても粋で、実はヴァイオラ十二夜での主人公の名前で彼女もまた男装する少女として登場します。十二夜はクリスマスから数えて丁度12日目の事を指しその日が1月6日なのです。ね、グランドフィナーレを迎える日と同じなのです。夢が詰まりすぎです😭

昨年の6月から上演を開始し約半年の間、演じてこられた役者さん方、本当にお疲れ様でした。そして多くの笑いと感動をありがとうございました☺️本当はグランドフィナーレおめでとうございます!!!と言いたいところですが終わってしまう事が寂しくて仕方ないです。また多くの作品を通してお会いできる事を心待ちにしております😇

以下稽古写真、公式より↓




マーロウに対するウィルとヴァイオラに向ける表情。並べるとウィル(左)とヴァイオラ(右)の表情がシンクロしてますねw




平田ウェブスターの睨み目と志村フェニマンの笑顔w
左は阿久津バーベッジと南アレン。ネッドアレン一行が旅公演から帰ってきたシーンですね〜。彼らもカーテン座とローズ座の本当に良い戦友です。


これはウェルヘルミナ登場シーンですね。飯村さんの困惑した表情が…




続いてウィルとヴァイオラのダンスシーン(左)と、飯村ウェセックスの横入り(右)







あっきーウィルはどんな演技をしたのだろう☺️


『1、2、3、集中〜!!!』


こんな阿久津門番さんに止められたら入れませんよね〜
頑張って説得するウィルと誇り高きマーロウさんです


ロミオとジュリエット上映時の舞台裏、サムの代役ジュリエットをつとめようと出てきた平田ウェブスター。この後阿久津バーベッジに呆気なく却下されますw


最終日(19/1/6)のボード

以上劇団四季公式より参照